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ちょっと日にちが前後しますが、先日京都へ観にいった
「吉例顔見世興行」についての稚拙な感想です。 何しろ顔見世歌舞伎なんぞ行ったこともなかった私ですが、 友人に何もかも頼って連れて行っていただきました。 第一 羽衣(はごろも) オープニングに相応しく華やかで、 舞台仕掛けもなかなかユニークだった。 第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺子屋 一言でいうと、親の子供殺しのお話です。 人の恩、罪、犠牲になる子供の哀れ、親の愛などをビンビン感じ、 とても悲しく涙を誘いました。う~m 憧れの吉右衛門 さんは 松王丸役で、安心して観ることができました。 幕間には友人が高島屋で買ってきてくれた、「美濃吉」さんのお弁当と 日本酒で、観劇気分が益々向上!こういう時間がよろしいなあ~ やっぱり私は食い気が先?(笑) 第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ) なんという美しさ!出雲の阿国役の玉三郎さんに圧倒! これはもう神様ですね。一つ一つの所作からも長年の鍛錬が 伺えます。 私のハートは玉三郎さんにもぎゅ~です。 また、4人の女歌舞伎役の中でも、春猿さんの美しさに うっとりでした。 第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく) 沼津 伊賀上野のあだ討ちを描いた義理人情モノ。 笑いあり、涙ありの舞台でした。 十兵衛役の仁左衛門 さんが格好いい。 初めての顔見世が終わりました。ビギナーとしてはいい経験となりました。 5時間も椅子に座っていたので、お尻がいた~い!
by kaso-22
| 2010-12-22 09:48
| カルチャー
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